
久しぶりに、観終わった後に立てなくなった。
「衝撃の実話」とあるが、これは本当にあったことなのか?
フィクションなのか、ドキュメンタリーなのか?
アカデミー賞の最有力候補として話題の
「ゼロ・ダーク・サーティ」は、
CIAが全面的に協力して、そうしなければ絶対に完成しなかったはずの
ビンラディン殺害の裏側。
2011年5月に世界を駆け巡ったそのニュースを映画化した作品は、
リアリティーに富んだ、現実とも再現とも思われる完成度。
ときどき、椅子から飛び上がりそうになる展開もあり、
心のひだを描写した繊細なシーンもあり、
エンドロールが流れてもちょっとばかり余韻に浸っていた。
2001年9月11日、
黒煙を上げて崩壊する世界貿易センタービルの衝撃。
あの時のことを思い出した。
宗教と思想、生命、愛国心、いろんな糸が絡み合って胸を締め付ける。
業務試写会なので、詳細を明かせないけど
これ、観ておきべきとお勧めしよっと。
158分、ぜんぜん長く感じない!